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イオン銀行の住宅ローン|金利・定率型と定額型・買い物5%オフ

イオン銀行の住宅ローンは、変動金利が年1.040%(新規借入・物件価格の80%以内・定率型。2026年9月1日に公式サイトで確認)で、ローン取扱手数料を「定率型」と「定額型」から選べるのが特徴です。さらに住宅ローンを契約すると、専用カードでの支払いでイオングループの対象店舗の買い物が毎日5%オフになります。

イオンでよく買い物をする方にも、そうでない方にも、押さえておきたいのは「金利」「手数料タイプ」「金利が見直されるタイミング」の3点です。買い物特典はそのうえで効いてくるおまけ、と考えると判断を間違えません。順番に見ていきましょう。

2026年9月時点の金利(変動・当初固定)

イオン銀行の住宅ローンは、ネット銀行系ならではの低めの変動金利が魅力とされてきました。ただし、住宅ローン金利は情勢によって大きく変わります。日本銀行が2026年6月16日の金融政策決定会合で政策金利(無担保コール翌日物)の誘導目標を年1.0%程度へ引き上げるなど利上げが続いており、かつてのような0.500%台の超低金利はすでに過去のものです。

当編集部が毎月おこなっている各行公式サイトの実測(2026年9月1日確認)では、イオン銀行の住宅ローンの金利は次のとおりでした。いずれも定率型・所定の条件を満たした場合の金利です。

金利プラン 新規お借入れ お借換え
変動金利(金利プラン) 年1.040%(物件価格の80%以内) 年1.130%
当初固定 3年 年2.690% -
当初固定 5年 年3.000% -
当初固定 10年 年3.650% 年3.650%

出典:イオン銀行「住宅ローン金利」(2026年9月1日確認)。新規借入に適用されるのは申込時ではなく融資実行月の金利です。最新の適用金利は必ず公式サイトでご確認ください。

ここで初めての方がつまずきやすいのが、「当初固定」は固定期間が終わったあとに金利が変わるという点です。当初固定3年・5年は変動より低く見えることもありますが、期間終了後は改めてその時点の金利が適用されます。3年後・5年後の金利は誰にも分かりませんので、「固定期間中の返済額」ではなく「期間終了後に金利が上がっても返せるか」で選ぶのが基本です(当初固定金利プランの詳細は公式ページで確認できます)。

取扱手数料は「定率型」と「定額型」から選べる

イオン銀行の住宅ローンで特徴的なのが、ローン取扱手数料の「定率型」と「定額型」を選べる点です。

手数料タイプ 取扱手数料 適用金利
定率型 お借入金額の2.20%(税込)※最低220,000円(税込) 上の表の金利
定額型 110,000円(税込) 定率型より年0.200%高い

考え方はシンプルで、手数料を先にまとめて払って金利を下げるか(定率型)、手数料を抑えて金利で払うか(定額型)の違いです。借入金額が大きい場合や返済期間が長い場合は、金利差の影響が積み上がるため「定率型」の方が総額(利息を含む返済額+諸費用)が少なくなるケースが多くなります。逆に、借入額が小さめなら「定額型」が有利なこともあります。イオン銀行自身も公式のシミュレーションページで同じ考え方を示しています。

たとえば3,000万円を借りる場合、定率型の手数料は約66万円。一方の定額型は11万円で、差額は約55万円です。この55万円を、年0.200%の金利差が返済期間中に生む利息の増加分と比べるのが判断の軸になります。金利の低さだけでなく、手数料まで含めた総コストで比べることが大切です。

なお、借入期間を35年超〜50年以内にする場合は、金利プランの金利に年0.100%が上乗せされます。返済期間を延ばせば毎月の返済額は下がりますが、この上乗せに加えて総返済額と完済年齢も上がるため、セットで考えてください。

変動金利はいつ・どう見直されるのか

変動金利を選ぶときにいちばん気になるのが、「金利が上がったら、返済額はいつから増えるのか」です。イオン銀行はこの仕組みを公式に明示しています。

  • お借入利率の見直しは年2回…毎年5月1日と11月1日に、同行が定める基準金利の変更にともなって見直されます。
  • 返済額に反映されるのはその後…5月1日の見直しは同年6月の約定返済日の翌日(=同年7月の返済分)から、11月1日の見直しは同年12月の約定返済日の翌日(=翌年1月の返済分)から、変更後の利率での返済が始まります。
  • 毎回の返済額は5年ごとに再計算…返済額は、融資実行後に到来する5回目の11月1日を初回の基準日として、5年経過ごとに借入利率・残存元金・残存期間などから算出し直されます(いわゆる「5年ルール」)。

つまり、金利が動いてもすぐ翌月に返済額が変わるわけではなく、見直し→適用→返済額への反映という時間差があるということです。逆にいえば、5年ルールがあるあいだは返済額が変わらない代わりに、返済額のうち利息の割合が増え、元金の減りが遅くなります。この仕組みは銀行や契約ごとに違うので、すでに借りている方はご自身の契約書と返済予定表で見直し時期を確認しておきましょう(出典:イオン銀行よくあるご質問「変動金利型の住宅ローンはどのような仕組みですか?」)。

住宅ローンの契約で買い物が毎日5%オフ

イオン銀行の住宅ローンは金利だけでなく、契約者向けの「イオンセレクトクラブ」という特典があるのも魅力です。住宅ローンを契約して入会すると、専用カード(イオンゴールドカードセレクト〈イオンセレクトクラブ〉)のクレジット払いで、イオングループの対象店舗でのお買い物が毎日5%オフになります。毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」とは違い、特定の日に限らず毎日効くのがこの特典の強みです。

日常的にイオンで買い物をする家庭にとっては、家計の助けになります。ただし、割引には専用カードでのクレジット払いが条件で、返済用口座をイオン銀行に指定していることや、対象店舗・割引対象外商品などの決まりもあります。現金や電子マネーで払った分は対象外です。特典の金額インパクトの試算や入会条件は、イオン銀行の住宅ローン特典|買い物が毎日5%オフになる条件で詳しく整理しています。あわせてイオン銀行の公式ページもご覧ください。

イオン利用者にうれしい「相談のしやすさ」

イオン銀行の住宅ローンのメリットは「金利」や「お買い物特典」だけではありません。身近な店舗で相談できるという点も、初めて住宅ローンを組む方には大きな安心材料です。

「マイホームを買いたいけれど、平日に銀行へ行く時間がない」「家族で相談に行くのは少し敷居が高い」——そう感じる方も少なくないでしょう。その点、イオン銀行はイオンのショッピングモール内に併設された店舗が多く、土日や夜間でも立ち寄りやすいのが特徴です。買い物のついでに、お子様連れでも気軽に相談に行けます。もちろん、申し込みから契約までWebで完結させることもできます。

初めての方は、①イオングループでの毎月の買い物額を数える → ②定率型・定額型のどちらが自分の借入額に合うかシミュレーションする → ③店舗かWebで事前審査に申し込む、という順番で進めると迷いにくくなります。

よくある質問(FAQ)

Q. イオン銀行の変動金利は、2026年9月時点でどのくらいですか?

A. 新規借入・物件価格の80%以内・定率型の金利プランで年1.040%、お借換えで年1.130%です(2026年9月1日に公式サイトで確認)。新規借入に適用されるのは融資実行月の金利なので、申し込み前に公式サイトで最新の金利を見ておいてください。

Q. 「定率型」と「定額型」はどちらがお得ですか?

A. 一概には言えません。定率型は借入額の2.20%(税込・最低220,000円)、定額型は110,000円で、定額型は金利が年0.200%高くなります。借入額が大きく期間が長いほど定率型が総額で有利になりやすく、借入額が小さめなら定額型が向くことがあります。同じ借入額・期間で両方を試算して比べるのが確実です。

Q. 借りたあとに金利が上がったら、返済額はいつから増えますか?

A. イオン銀行は毎年5月1日・11月1日に借入利率を見直し、5月1日分は同年7月の返済分から、11月1日分は翌年1月の返済分から反映されます。ただし返済額そのものは5年ごとの再計算のタイミングで見直されるため、それまでは返済額が変わらず、利息と元金の内訳が変わります。

Q. 返済期間を40年にすると金利は変わりますか?

A. はい。借入期間が35年超〜50年以内の場合、金利プランの金利に年0.100%が上乗せされます。毎月の返済額は下がりますが、上乗せ・総返済額の増加・完済年齢の上昇を合わせて判断してください。

Q. 5%割引はずっと続きますか?

A. イオンセレクトクラブの割引は、専用カードの入会日から対象ローンの完済までとされています。ただし専用カードでのクレジット払いや返済用口座の指定などが条件で、対象店舗・対象外商品もあります。条件は変更されることがあるため、契約前に公式サイトで内容を確かめてください。


イオン銀行の住宅ローンは、比較的低めの変動金利に加えて、手数料タイプを選べる柔軟さ、イオンでの買い物がお得になる特典、身近な店舗で相談できる利便性が持ち味です。一方で、住宅ローンは金利・手数料・保障の組み合わせで総返済額が変わるため、1行だけで決めず複数を見比べることが大切です。見比べ方の基本はネット銀行の住宅ローン|金利・手数料・団信の見方で整理しています。

たとえば、ネットと店舗の両方で相談できるSBI新生銀行も比較の候補になります。保証料が0円、一般団信の上乗せもなく、一部繰上返済手数料もかからないため、費用の構成が見えやすいのが特徴です。イオン銀行の特典と他行のコストをあわせて見比べ、自分の暮らしに合った一本を選んでいきましょう。

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