- 公開日: 2026.08.06
- 住宅ローン商品について
佐賀信用金庫の住宅ローン|金利・団信・無担保ローンを解説

佐賀信用金庫(さがしんきん)は、佐賀県佐賀市に本店を置く信用金庫です。
住宅ローンは変動金利型のほか、5年・10年の固定期間を選べるタイプが用意されており、担保を付けない「無担保住宅ローン」や全期間固定の【フラット35】も取り扱っています。この記事では、初めて住宅ローンを検討する方に向けて、佐賀信用金庫の住宅関連ローンの内容を2026年8月時点の公式情報にもとづいて整理します。

固定期間が長いほど金利は高くなります(5年・10年固定型は幅のうち最も低い水準を表示。いずれも保証料は別途)。
ここで気をつけたいのが「保証料」の扱いです。有担保の住宅ローンは金利とは別に保証料がかかりますが、無担保住宅ローンは保証料が金利に含まれ、【フラット35】は保証料そのものが不要です。表面の金利だけを並べても比較にならないということですね。実際にいくらかかるかは、必ず窓口で総額を確認してください。
金利は金融情勢によって見直されます。上の数字はあくまで確認時点のもので、最新の適用利率は佐賀信用金庫の公式サイト(金利情報)や窓口でご確認ください。
住宅ローンは住宅の新築・購入(土地のみの購入を含む)、中古住宅やマンションの購入、増改築、リフォーム、他の金融機関からの借換えと、幅広い使いみちに対応しています。申し込みは事前審査(仮審査)から始まり、インターネットからの仮審査申込にも対応しています。
このほか夫婦連生団信や、8大疾病に備える債務返済支援保険も取りそろえていると案内されています。上乗せとなる金利の幅は公式サイトに掲載がなく、店頭窓口での確認が必要です。気になる方は事前審査の相談時に、あわせて聞いておくとよいでしょう。
団信選びのコツは「働けなくなったとき」をどう考えるかです。一般団信が守ってくれるのは、あくまで亡くなった場合と所定の高度障害の場合。病気やケガで長く働けない期間の返済までカバーしたいなら、フルサポート団信のような就業不能に対応するタイプが候補になります。ただし上乗せ金利のぶん総返済額は増えますので、すでに加入している医療保険・就業不能保険と見比べて決めましょう。
まとまった金額のリフォームなら、金利が低い無担保住宅ローンが第一候補になります。住宅サポートローンは佐賀信用金庫で住宅ローンを利用している方向けの商品で、インテリアや家電の購入費用、他社ローンのおまとめにも使えると案内されています。どれが向いているかは金額・期間・使いみちで変わりますので、窓口で相談してみてください。
佐賀信用金庫の住宅ローン(金利)
佐賀信用金庫の住宅ローンは、お取引の内容に応じて基準金利から引き下げが受けられる「おトクな金利優遇サービス」が用意されています。公式サイトに掲載されている2026年8月1日現在の利率は次のとおりです。| 商品・金利タイプ | 利率(2026年8月1日現在) | 保証料 |
|---|---|---|
| 変動金利型住宅ローン | 年1.000% | 別途 |
| 住宅プラン5年変動(特約期間5年固定型)特別金利 | 年2.250%~年2.450% | 別途 |
| 住宅プラン10年変動(特約期間10年固定型)特別金利 | 年2.700%~年2.900% | 別途 |
| 無担保住宅ローン(1年見直しの期間固定) | 年2.000%~年2.600% | 金利に含む |
| 【フラット35】(機構買取型・返済期間21年以上) | 年3.460%・年3.570% | 不要 |

選べる団体信用生命保険(フルサポート団信)
佐賀信用金庫の住宅ローンでは、団体信用生命保険(団信)を複数のタイプから選べます。この記事でもともと紹介していた「8大疾病保障付債務返済支援保険」に近い役割を担うのが、現在の「フルサポート団信」です。| 団信の種類 | 主な保障の範囲 | 保険料 |
|---|---|---|
| 一般団信 | 死亡・高度障害 | 無料(金庫が負担) |
| がん特約 | 死亡・高度障害+がん | 金利に上乗せ |
| 3大疾病団信 | 死亡・高度障害+3大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞) | 金利に上乗せ |
| フルサポート団信 | 死亡・高度障害+3大疾病+就業不能時の保証 | 金利に上乗せ |
佐賀信用金庫の無担保住宅ローン
佐賀信用金庫の無担保住宅ローンは、担保を付けずに住宅資金を借りられる商品です。2026年8月時点の主な条件は次のとおりです。 ・融資金額:2,000万円以内(1万円単位) ・融資期間:3か月以上20年以内 ・融資金利:1年変動型 年2.000%~年2.600%(保証料は金利に含まれるため別途不要) ・担保・保証人:不要(一般社団法人しんきん保証基金が保証) ・申込条件:満18歳以上で安定した収入があり、金庫の営業地区内に居住または勤務している方など 金利には引き下げの条件があり、①他の金融機関の住宅ローン・リフォームローン・無担保住宅ローンからの借換えで0.2%引き下げ、②給与振込(5万円以上)・年金受給・カードローン契約などの取引項目に応じて1項目0.1%(最大3項目・0.3%)引き下げ、③ネット申込・再利用者などで0.1%引き下げ——が用意されており、併用すると最大0.6%の引き下げとなります。 なお、団信への加入は任意ですが、借入額が1,000万円を超える場合は加入が必須で、加入する場合の保険料は借入金利に上乗せされます。この点は以前から変わっていません。 使いみちは、住宅・宅地の購入や新築・建替え、リフォーム資金とそれに伴う諸費用、住宅ローンの借換資金などです。抵当権の設定が不要なぶん、登記にかかる費用や手間を抑えられるのが無担保タイプの利点ですが、金利は有担保の住宅ローンより高めに設定されています。借入額が比較的小さい場合や、中古住宅の購入で手元資金を多く用意できる場合などに検討するとよいでしょう。リフォーム資金に使えるローン
以前この記事でご紹介していたリフォームローン「楽しいわが家」は、2026年8月時点の公式サイトの商品ラインナップには掲載がありません。現在、リフォーム資金は次のような商品で対応する形になっています(取扱状況は変わることがありますので、詳しくは佐賀信用金庫へご確認ください)。| 商品名 | 利率(2026年8月1日現在) | 特徴 |
|---|---|---|
| 無担保住宅ローン | 年2.000%~年2.600% | 最高2,000万円・最長20年。リフォーム資金と諸費用に利用できる |
| 多目的ローン | 年4.500%~年9.000% | 最高1,000万円。暮らしのさまざまな目的に無担保で利用できる |
| 住宅サポートローン | 年4.450% | 最高500万円。しんきん保証基金の住宅ローン利用者限定 |
| 住宅サポートローンワイド | 年5.150% | 最高500万円。有担保住宅ローン利用者限定 |
【フラット35】の取り扱い
佐賀信用金庫は、全期間固定金利の【フラット35】(機構買取型)も取り扱っています。公式サイトに掲載されている主な条件は次のとおりです(2026年8月時点)。 ・申込時の年齢:満70歳未満 ・総返済負担率:年収400万円未満は30%以下、400万円以上は35%以下 ・融資期間:15年以上で、「80歳-申込時年齢」と35年のいずれか短い年数 ・融資手数料:55,000円(定額型) ・使いみち:新築住宅の建設・購入資金または中古住宅の購入資金(リフォーム資金には利用できません) 金利は、金庫の金利情報ページで返済期間21年未満が年3.140%・年3.250%、21年以上が年3.460%・年3.570%と案内されています(2026年8月1日現在。適用される区分については金庫にご確認ください)。 ここで「あれ?」と思われるかもしれません。住宅金融支援機構が公表している2026年8月資金受取分の【フラット35】で最も多い金利は、返済期間21年以上35年以下・融資率9割以下・新機構団信付きで年3.290%です。佐賀信用金庫の数字は、これより高く見えます。 これは【フラット35】の金利が取扱金融機関ごとに決められているためで、しかも融資手数料の型によって傾向が変わります。機構の公式サイトでも、定額型(融資額にかかわらず手数料が一定)は手数料が低い代わりに借入金利が高めに、定率型(融資額×○%)は手数料が高い代わりに借入金利が低めに設定されるのが一般的と説明されています。佐賀信用金庫は手数料55,000円の定額型ですから、金利は高めという位置づけになります。 どちらが得かは借入額と借入期間で逆転します。借入額が小さければ定額型の手数料の安さが効き、借入額が大きく期間が長ければ金利の低い定率型が有利になりやすい、というのが基本的な考え方です。機構の「最新の金利情報」では金融機関ごとの金利・手数料・総支払額の目安を比較できますので、申し込み前に一度確認しておくことをおすすめします。 なお、融資金額について公式サイトでは「100万円以上8,000万円以下」と案内されています。制度上の【フラット35】の融資限度額は1億2,000万円ですが、取扱金融機関によって案内が異なる場合がありますので、最新の条件は金庫にお問い合わせください。よくある質問(FAQ)
Q. 佐賀県内に住んでいないと、佐賀信用金庫の住宅ローンは使えませんか? 無担保住宅ローンの申込条件では「当金庫の営業地区内に居住あるいは勤務されている方」とされています。信用金庫は地域の会員のための金融機関ですので、営業地区の内側にお住まいか勤務先があるかどうかが入口になります。ご自身が対象になるかは、店舗へ問い合わせるのが確実です。 Q. 表に載っている金利は、誰でもその金利で借りられるのですか? いいえ。掲載されているのはお取引に応じた金利優遇を適用した場合の利率で、審査の結果によって適用金利が変わることがあります。幅(例:年2.250%~年2.450%)がある商品は、条件によってその範囲内で決まるとお考えください。 Q. 一般団信は無料と書かれていますが、本当に費用はかからないのですか? 公式サイトでは、一般団信の保険料は金庫が負担すると案内されています。別途の保険料負担は不要ということです。ただし、がん特約・3大疾病団信・フルサポート団信を選ぶ場合は金利に上乗せされますので、そのぶん毎月の返済額は増えます。 Q. 事前審査(仮審査)はどのくらいで結果が出ますか? 公式サイトでは、事前審査の結果は電話で連絡すると案内されていますが、日数は明示されていません。物件の申し込み期限があるときは、事前に「どのくらいかかりますか」と確認しておくと安心です。インターネットからの仮審査申込にも対応しています。 Q. 借換えの相談もできますか? できます。住宅ローン・無担保住宅ローンとも、他の金融機関からの借換えに利用できると案内されています。公式サイトのよくある質問では、目安として「ローン残高1,000万円以上・返済期間10年以上・金利差1%以上」があれば借換えのメリットが出る可能性があるとされています。ただし借換えには諸費用がかかりますので、必ず総額で比べてください。まとめ
佐賀信用金庫は、変動金利型の住宅ローンに加えて、5年・10年の固定期間を選べるタイプ、無担保住宅ローン、【フラット35】と、住まいに関する資金を幅広くカバーしています。団信も一般団信からフルサポート団信まで選べるため、「何をどこまで保障してほしいか」で組み立てられるのが特徴といえるでしょう。 一方で、地域の金融機関は営業地区が決まっており、金利や条件の詳細は窓口での確認が前提になる部分もあります。比較のものさしを持っておくために、全国どこからでも申し込めるネット系の住宅ローンも一度見ておくと、条件のよしあしが判断しやすくなります。たとえばSBI新生銀行は、店舗での相談とオンライン手続きの両方に対応し、一部繰上返済の手数料が無料、事務手数料は借入金額×2.20%(税込)の定率型と、費用の内訳が分かりやすい設計になっています。地元での相談しやすさを取るか、全国型の条件を取るか——両方を並べてから決めると納得感が違ってきます。 金利・手数料・団信の内容は変更されることがあります。この記事の数値は2026年8月時点で公式サイトを確認したものですので、最終的な条件は必ず佐賀信用金庫および各金融機関の公式サイトでご確認のうえ、営業エリア内にお住まいの方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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