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火災保険の支払いは請求後いつ支払われる?手続きの流れを解説

住宅を購入後、火事や自然災害などで住宅の一部が破損するなどの被害が発生した場合、火災保険を使うことで発生した損害を補填することができます。今回は実際に火災保険を請求する場合、請求してから振込までどれくらいの期間を要するのか、手続きの流れとともに解説していきます。

火災保険の保証対象範囲

火災保険では、火事などが発生して住宅の一部が損傷するもしくは全焼した場合以外でも、台風や洪水、落雷、雹、水漏れ、飛来、衝突、騒じょう被害、家財破損、爆発事故、盗難被害と幅広い損害に対して保証が適用できます。ただし、細かい保証内容については、ご契約されている保険証券をご覧ください。また、火災保険についての細かい解説については2017年8月16日の記事で記載しておりますので合わせてご覧いただければ幸いです。

ただし、地震については火災保険に付帯して地震保険をつける必要があり、標準の状態において地震が発生した場合における損害については適用できません。地震保険については原則として火災保険と合わせて加入する必要がありますので、地震保険単体での加入はできません。地震保険についての詳細は2017年8月12日の記事を御覧ください。

損害が発生後に保険会社に連絡

火事や自然災害で住宅に何かしらの損害はが発生した場合は、はじめに契約している保険会社に保険を請求する事象が生じたことを連絡します。連絡先については、加入されてる保険会社から発行されている保険証券やパンフレットなどに記載されていますのでそちらの番号に電話を行います。

損害が発生した場合はできるだけ早く連絡することが望ましいですが、被害が大きい場合、それどころではない場合があるかとおもいますが、請求できる期間については原則として3年間で時効となりますので、損害の記録が残っている内に早めに連絡して手続きをすすめることが望ましいと言えます。

損害が発生した箇所を写真撮影を行う

損害が発生して保険会社に保険金を請求する場合は、その損害部分について写真撮影を行うことで記録をしっかりと残しておくことが重要です。

写真については、取れる範囲で構いませんが、保険会社にしっかりと説明ができることと、保険金を支払う上での審査を行う上で正しい証拠として証明できるものである必要があります。

保険金の請求に必要な書類を提出

保険会社に電話連絡後、保険金の請求に必要となる保険金請求書の用紙がご自宅に郵送されます。手元に届き次第必要となる項目を記入します。

また、損害の内容によっても異なりますが、付随する書類として以下の書類が求められる場合がありますので、保険会社に連絡した際に言われて指示に合わせて必要書類を用意します。

1.罹災証明書
2.修理見積書
3.建物登記妙本

最後に、前述した損害が発生した箇所を撮影した写真データをプリントアウトして、返信用の封筒に同封し保険会社に送付します。スマートフォンやデジタルカメラの写真は自宅にプリンタがある場合はそちらで印刷でも構いません。自宅が火事になってプリンタが使えないもしくはプリンタを持っていない方は、街なかの写真屋さんにデジタルカメラのメモリカードやスマートフォンを持ち込むと印刷を行ってくれます。

保険金の額が決定後通知がされ、手続きから30日以内に支払われる

保険金を請求後、実際に保険金の請求内容と写真などその他の書類を照らし合わせて妥当性があるかを判断します。判断が行われ請求額が決定後に電話もしくははがぎにて通知がされます。決定額に問題なれければそのまま、保険金請求書に記載した銀行口座番号にその金額が入金されます。その場合は、保険金請求の手続きから30日以内に行われることが大半です。

ただし、保険金額に納得がいかない場合は異議申し立てを行えます。その際は、異議の妥当性を再度判断することになりますので入金までさらに時間がかかることになりますので留意しておく必要があります。

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