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岩手銀行の住宅ローン|金利・団信・固定期間後の再設定をやさしく解説

岩手銀行(いわぎん)の住宅ローンは、保証料が不要で、団信の選択肢が多いのが大きな特徴です。公式サイトの案内では、当初10年固定金利が年2.500%、変動金利選択プランが年1.500%(2026年9月時点)。固定期間が終わったあとの「再設定」の仕組みと、年齢で変わる団信の上乗せ金利まで知っておくと、長い目で見て後悔しにくくなります。

いわぎん住宅ローンの金利タイプと固定期間終了後の再設定

岩手銀行の住宅ローン(いわぎん住宅ローン)は、変動金利と、2年・3年・5年・7年・10年の固定金利から選ぶ「固定・変動金利選択型」です。借入額は100万円以上2億円以内、期間は最長40年で、契約時の年齢は満20歳以上65歳以下、完済時は満80歳未満が条件になっています。

公式サイトで案内されている金利は、当初10年固定金利が年2.500%、変動金利選択プランが年1.500%です(2026年9月時点)。取引状況や条件によっては、さらに有利な金利を提案できる場合があるとされています。

金利は市場の動きを見て毎月見直されます。変動金利は短期プライムレートに連動する基準金利がもとになり、年2回(4月・10月)見直され、6月・12月の約定返済日の翌日から新しい金利が適用されるしくみです。

用語ミニ解説:固定期間終了後の「再設定」とは?
固定金利の期間が終わったときに、次にどの金利タイプにするかを選び直すことです。岩手銀行では期間満了後に固定期間を再設定できますが、再設定後の金利は借入当初の金利とは異なる可能性があると案内されています。

もうひとつ大切なのが、何も申し出なければ、固定期間の満了時に自動で変動金利へ切り替わる点です。適用されるのは、その時点の変動金利の新規実行利率です。満了の時期が近づいたら、固定で続けるか変動にするかを早めに考えておきましょう。

再設定の手続きは、窓口だと1回あたり11,000円(税込)の手数料がかかりますが、インターネットでの手続きなら手数料は無料です。借入後の繰上返済や金利タイプの変更は「いわぎんアプリ」から来店せずに手続きできると案内されています。

保証料は不要、かわりに取扱手数料1.10%がかかる

いわぎん住宅ローンは保証料が不要です。そのかわり、新規借入時に融資額の1.10%(税込・上限55万円)の取扱手数料がかかります。たとえば3,000万円を借りる場合、取扱手数料は33万円(税込)です。

借入後の繰上返済の手数料は、借り方と手続きの方法で変わります。はじめての方がつまずきやすい点なので、主なものを表にまとめました(2026年9月時点)。

手続き 窓口 インターネット
一部繰上返済(固定金利の特約期間中) 22,000円(税込) 無料
一部繰上返済(変動金利・全期間固定) 11,000円(税込) 無料
固定金利の再設定(再選択) 11,000円(税込) 無料

一部繰上返済は約定返済日に限って受け付けられます。全額繰上返済はネットでは扱っておらず、固定金利の特約期間中は窓口で33,000円(税込)かかる点も覚えておくと安心です。

がん保障の団信は45歳以下なら上乗せなしのプランも

いわぎん住宅ローンでは、通常の団体信用生命保険(団信)に加えて、がん保障や病気・けがの保障を上乗せした団信を選べます。上乗せ金利は団信の種類と、借入時の年齢で変わるのがポイントです。

団信の種類 満20歳以上45歳以下 満46歳以上50歳以下
一般団信 上乗せなし 上乗せなし
50%がん団信 上乗せなし 年0.100%
がん団信 年0.050% 年0.150%
11疾病保障団信 年0.100% 年0.200%
全傷病団信 年0.200% 年0.300%
ワイド団信 年0.200% 年0.200%
夫婦連生がん団信 年0.300% 年0.300%

ここで注意したいのが、上乗せなしで付けられるのは「50%がん団信」だという点です。がんと診断されたときにローン残高の半分相当が保障されるタイプで、残高がまるごと0円になるわけではありません。

がんの診断で残高相当額の全額を保障してほしいなら「がん団信」になり、45歳以下でも年0.050%の上乗せがかかります。「がん団信が無料」と一括りに覚えず、保障が50%か100%かを確認して選ぶのがコツです。

用語ミニ解説:ワイド団信とは?
持病などで一般団信に入れない人向けに、引受条件をゆるめた団信です。そのぶん上乗せ金利がかかります。「健康面で団信に入れるか不安」という方は、あきらめる前に相談してみましょう。

団信の申込みは店頭のほか、生命保険会社が運営する「団信WEB申込みサービス」からもできます(一般団信は店頭のみ)。保障の細かい条件は、申込み時に「被保険者のしおり」で確かめておきましょう。

岩手県内を中心に青森・秋田・宮城・東京にも店舗

岩手銀行は岩手県を地盤とする地方銀行で、県内を中心に、青森・秋田・宮城・東京にも店舗があります。土日にローン相談ができる「ローンプラザ」もあり、平日に時間がとりにくい共働きの方でも相談しやすい体制です。

住宅ローンは、事前審査から本申込み、(新築の場合の)つなぎ融資、契約、融資実行と、何度かやり取りが発生します。身近に相談できる店舗があることは、はじめての住宅ローンでは心強いポイントです。購入予定の物件が取扱いの対象になるかは、最寄りの店舗で確認しておきましょう。

用語ミニ解説:つなぎ融資とは?
注文住宅などで、住宅ローンが実行される前に必要になる着工金・中間金を一時的に立て替えるための融資。完成・引き渡しのタイミングで住宅ローンに切り替わります。新築を検討する方は、つなぎ融資の有無や費用も確認しておきましょう。

なお、岩手銀行は長期固定金利の【フラット35】(住宅金融支援機構)も取り扱っています。「完済まで返済額を固定したい」という方は、いわぎん住宅ローンの固定金利タイプと並べて比べてみるとよいでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 岩手銀行の住宅ローンに保証料はかかりますか?

A. 保証料は不要です。かわりに新規借入時に融資額の1.10%(税込・上限55万円)の取扱手数料がかかります。保証料型の銀行と比べるときは、この手数料を含めた総額で見比べましょう。

Q. 固定期間が終わったら自動的にどうなりますか?

A. 事前に申し出がなければ、満了時に自動で変動金利へ切り替わります。固定期間を再設定することもでき、ネットなら手数料は無料です。再設定後の金利は当初と異なる可能性があります。

Q. がん団信は上乗せなしで付けられますか?

A. 満20歳以上45歳以下なら「50%がん団信」は上乗せなしです。残高の全額を保障する「がん団信」は年0.050%(46歳以上は年0.150%)の上乗せがかかります(2026年9月時点)。

Q. 何歳まで借りられますか?

A. 契約時の年齢が満20歳以上65歳以下で、完済時に満80歳未満であることが条件です。期間は最長40年ですが、年齢によって選べる期間が短くなる点に注意しましょう。


岩手銀行の住宅ローンは、保証料不要・団信の選択肢の多さ・ネットなら無料の再設定や繰上返済が特徴です。最初の金利の低さだけで判断せず、固定期間終了後の扱いや、団信の保障が50%か100%かまで含めてトータルで検討しましょう。

ほかの銀行と比べたい方は、みずほ銀行の住宅ローン(金利・諸費用・団信)や三菱UFJ銀行の住宅ローン(金利・優遇条件・団信)の解説もあわせて読んでみてください。地方銀行どうしで比べるなら熊本銀行の住宅ローン(ミックスプラン・団信)も参考になります。

※金利・手数料・団信の条件は2026年9月時点で岩手銀行の公式サイトにて確認した内容です。金利は毎月見直されるため、最新の適用金利や詳しい条件は岩手銀行の公式サイト・窓口でご確認ください。

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